循環型農業

●100%地元で収穫された稲ワラを給与

栃木県の水稲の生産高は全国8位(平成15年)のお米の生産県です。

集荷したお米の3分の2は県外に出荷され、”おいしい栃木米”として評価されています。

おいしいお米というと、いくつかのブランド米が頭に浮かぶとおもいますがまず間違いなく1つ目か二つ目に「コシヒカリ」が入るのではないでしょうか?

栃木県は作付面積の6割にコシヒカリが作付けされる新潟県に次ぐ全国2位のコシヒカリの産地です。『那須ハーブ牛』の生産農家は栃木県の米どころにあり、古くから稲作農家と共存してまいりました。

『那須ハーブ牛』に給与する稲ワラは100%地元の水田から収穫したコシヒカリやひとめぼれなどの稲ワラです。

牛からの排泄物は堆肥として水田に還元し地球環境にやさしい循環型農業を推進しています。

●循環型農業によるハーブ栽培を目指して

ヨーロッパでは数千年の歴史を持つハーブですがスパイスや薬など様々な分野で取り入れられてきました。

日本にもハーブは昔からたくさんあり、シソ、わさび、ニラ、フキノトウ、ミツバ、セリ、カラシナなどが和製ハーブにあたります。

最近では国内でもヨーロッパ同様にハーブガーデンめぐりが流行となり、毎年たくさんのハーブガーデンがオープンしています。

栃木県の観光地として有名な那須高原にもたくさんのハーブ園があり、将来的には「那須ハーブビーフ」の原料として使われるハーブの一部に地元、那須高原で作られたハーブの使用を検討しております。

もちろん牛からの排泄物は堆肥としてハーブ畑に還元しお米と同様に循環型農業でのハーブ栽培を目指しています。